カタマラン艇「若水」で温めていたロングクルージングを実行

ヌーメア出航

・・・南太平洋からメリークリスマス 

若水・現在地・・20081224日 日本時間:昼12時・・ 
ニューカレドニア・ロイヤリティ諸島リフー島到着まであと3時間です。

爽やかな13ノットの南東風に乗り、艇速7ノットで快走中です!
気温29度・湿度52%・・快適な夏のクリスマスです!

乗員 菅原 ニライ君 中里君 3名です。
目黒さんも乗っていたのですが途中下船しました。(苦笑)

途中下船する事になった目黒さん

ヌーメアを20日(土)出航してからの様子を報告します。


大時化の中ヌーメアから30時間でイルデパン島ヘ到着

12月20日(土)午前:若水・ダーマ2艇でヌーメア・モーゼルヨットハーバーを出航
12マイル先に在るナポレオン3世当時建造された、アメデ灯台を目指しました。

修理後の若水・水を得た魚のように快調です。
ここで・・水泳や昼食を取り・・
日暮れ前にブーラリ水道を出て、イルデパン島を目指すことにしました。

若水とダーマ

ダーマの目黒さん
『私の船足は遅いので一足お先』にと言って小雨交じりの海に4時出航です。

するとダーマ出航30分後
空がにわかにかき曇り、激しい雷雨になり風も30ノットの南東風です。

「目黒さん戻ってくるかな?」と思いましたが
何せ視界も200メートルくらいでブーラリ水道の再入港は困難でしょう。
VHF で呼んでみましたが応答もありません。

若水は総員5名 菅原 ニライ君 中里君 堀夫妻
少々吹かれても苦にはなりませんが、目黒さんは一人ですから心配です。

結局、3時間遅れで若水も出航
ナビゲータを堀さんにお願いしている為、私は操船の仕事のみで楽チンですが
風弱まらず相変わらず、30ノット吹いています、波高3メートルです。

出航後2時間でダーマ発見。
ポートタックの走りで右2時方向に見えます。

0時にダーマを抜いて、一路イルデパン島を目指しますが
進路は風上に在り何度もタックをしながら帆走です。
風・雨強く、外に出るとずぶぬれになる為キャビンでワッチです。

3時間ワッチで交代しての帆走でしたが、揺れ酷く、船酔いのメンバーも出ました。

荒れる海。イルデパンまであと少し

朝になっても風弱まらず
逆に強くさえなります40ノットを超えて瞬間45ノットまで吹き上がりました。
ヨットのスピードもアビーム(横からの風の事)で12ノットと上がります、最高スピード16ノットを記録しました。

心配はダーマ目黒さん

リーフ『さんご礁』続きの海ですから不眠不休のセーリングでしょう。

本人若い若いといっても徹夜はつらいでしょう。心配です。

若水は13時20分、イルデパン島・クト湾に到着しました。

目黒さんから連絡がありました。
後25マイル6時半クト湾到着予定です、艇 人共に無事です。

さすが目黒さんです。単独世界一周・ケープホーン周回者です。
予報通り6時半に見事到着しました。

クト湾に、私はかって2度訪れています

全体の景色はまったく変わっていません。

アンカーを入れた場所は海辺にしては立派過ぎるほどなレストラン。
今夜はこのレストランで食事会です。

イルデパン島・クト湾レストラン前のビーチ クト湾の美しいビーチ

昔(1980年)ここに椰子の葉葺きの掘っ立て小屋のレストランがありました。

堀さんに「あれは何所でしたか?」と尋ねると
笑いながら目の前の立派なレストランを示すのです。

びっくりです

驚きはまだ続きます。
道を挟んでホテル・コテージがあります。
これもあの掘っ立て小屋からスタートしたのだそうです。

人生いろいろですね。
ここの経営者も見事な事業家になっていました。

この二つのビーチが美しいビーチとして知られている通り、年中人が途切れることなく訪れます。

先日、「若水」をお訪ねくださった婦人もこのビーチのホテルに宿泊された由。
但し連日の雨で、このような美しいビーチを見れずに帰国されたのでした。

大変に残念でしたね。

お世話になった堀ご夫妻を招待して食事会の筈が

「若水」「ダーマ」の送別会を堀夫妻に催していただきました。

長い間親身にお世話いただいた
堀ご夫妻を招待して、イルデパン随一と評判のク・ブ二― レストランへ行きました。

昔掘っ立て小屋レストランを
ここまで成長させて、その上ホテルまで経営ですから、期待わくわくです。

  • この島でしか食することの出来ない、エスカルゴやフォアグラベースの前菜
  • メインは鴨や牛フィレ シーフードプレート等
  • デザートはクリューム・ブリュレ盛り合わせ

お酒はビールの下地は若水で十分と言う事でワインから

  • 白はムスカデ 赤はボルドー メドック。

若水一同&ダーマ、目黒

この1ヶ月以上の苦労話やゴルフ、次の航海の話で閉店時間を過ぎるまで話はつきませんでした。

途中レストランのオーナーが我々のテーブルに挨拶に見えて

ここまでホテルレストランを大きく出来たのは堀夫妻のお陰で感謝している旨の謝辞と
堀氏の社長退任をねぎらい、明日我々全員の朝食招待をしてくれました。

なかなかこのような場面に出会うことは、少ないことで又も堀夫妻の見事さに敬服でした。

堀夫妻の見事さはもう一つ、この夜は続くのですが、少しくどくなるといけないので、タイトルでご判断を願います。

22日(月)昼 堀夫妻は次回、若水の寄港予定地チューク(旧トラック)かパラオでの再会を約束して飛行機でヌーメアに帰られました。

堀正孝さん 照子さん いろいろ・もろもろ・こまごま・お世話頂き誠にありがとうございました。


12月23日(火)リフー島までダーマ曳航?

ダーマの目黒さんと話し合って
120マイル先のロイヤリテ-諸島リフー島ウベア島を一緒に訪ねることにしました。

目黒さん「菅原さん、ダーマをロープで曳航してくれる?すると私は若水でゆっくり出来るんだけど

菅原 「良いけど ロープ持つかなあ?

目黒さん「大丈夫でないかなあ!」

という訳でダーマをロープで曳航しながら、13時15分出航しました。

曳航されるダーマ

南東の風20ノットを受けて、艇速5・5ノット通常よりスピードは落ちますが、思いのほか安定しています。
目黒さんも愛艇を見ながら目を細めてご満悦でビールも進みます。

「菅原さん!これナベさんにしてもらおうと思っていたのよ、ナベさん残念だったなあ」

  • ナベさんとは、目黒さんの友人にして、単独世界一周ボヘミアンの艇長にして
    名古屋いや日本ではヨットの超有名人です。

ボヘミアンとダーマは、今年の春ニューカレドニアでランデブーの予定でしたが、双方の都合で中断した模様です。

夕食を食べて、ひとしきり談笑の後
目黒さん:「私眠るよ」といってキャビンへ。

いつもの4時間ワッチで夜8時から12時は菅原。

少しほろ酔い加減で操船と後ろ70メートル曳航のダーマをワッチです、少しうねりが大きいのでダーマいやいやをするように船首を振っています。

9時、急に曳航の抵抗感なくなりました。

曳航ロープ真直ぐ後ろに伸びダーマから切れたようです。

オールハンズ「総員起し」を掛けて、ダーマに目黒さんを送り作業終了したのが10時10分。
貴重な経験でした(苦笑)

そんな事も後々良い思いでになることでしょう。
若水は3時リフー島到着予定、ダーマは小さいので多分4から5時間遅れでしょう。

ウベア島

ウベア島 聴いたことありませんか?

ここはかつて、作家・森村 桂(かつら)氏が(天国に一番近い島)と記しまた。
それをベースに原田知世さんが主演した映画で知られた島です。

うわさどうり、とても綺麗な島ですよ!

ここの海岸に日本人武道家がリゾートホテルを所有していて、総支配人の御好意でホテルのインターネットを使わせて頂いています。

白砂の海岸に停泊する若水 白砂の海岸に停泊する若水 タイトル 絵葉書と同じ 綺麗な海岸 みたことある教会 ダーマ 目黒さんと新しい家族

ニューカレドニア・ウベア島は、都会で洗練されたヌーメアとは全く別の魅力有る島です。

メラネシアの人は色が黒いので、一見怖そうでとっつきにくい感じですが

ホテルの職員などはとても愛想が良く親しみやすく感じます。

島の道路を歩いていると蝶々の乱舞に出会いました。
種類はわかりませんが空一面、風に乗り乱舞する様は幻想的な感じでした。

蝶々の乱舞

村を散歩していて喉がかわいたので、村の子供に椰子の実を採ってくれるように頼みました。
鉈を持ってきて子供が登ろうとしたのですが上手く登れません。

それを見ていた目黒さん「私が登ろう」とするする登ってしまいました。現地の子供びっくりでした。

目黒さん、するする登る

    

ウベア島滞在

風の都合で数日ここウベア島に滞在する事になった。、しかしヌーメアで出国手続きを終えている我われは、不法滞在かなあ?

滞在理由のもう一つには次のことも大きいと思います。

若水・ダーマの泊地前ホテルの【フロントの愛ちゃん】は美人で親切で

「うちの愛娘もこうあって欲しい!」感じのお嬢さんがおいでです。

目黒さんは気に入って一緒にダーマで日本まで帰ろうと誘っています。
そのくらい感じの良い娘がいるもので、何かしら理由をつけてここウベアに居ます(笑)。

初老のヒッチハイク

滞在するには現金が居る為、目黒さん菅原二人でヒッチハイク・・20キロ離れた銀行を目指しました。

先日ハンサムな中里君は10分で車をゲットした由、「我われだとて!」と意気込み車を止めようとしますが、中々止まってくれません。

10分どころか1時間は歩きました。

やっと止まってくれた現地の青年FUREBIANN君27歳。
大の日本びいきで英語堪能「銀行でもどこでも連れて行くよ」と、頼もしい返事。

「その前に我が家も見てよ」と途中ストップして、現地式の家を拝見、そして今捕ってきたばかりの蟹を頂きましたよ!

FUREBIANN君の家 その室内と居候候補 私とFUREBIANN君と陸蟹

ところが銀行もレストランも本日クリスマス休暇で休み。

明日30日朝9時にホテルまで向かえに来てくれて、その上、島の観光案内迄してくれるそうです。

何と我われは心がけが良いのでしょう。感謝!

ウベア島からコンニチハ

暮れのお忙しい中、皆様いかがお過ごしですか?

ここウベア島は気温29度湿度65% 真夏の気候です。

若水&ダーマは近所の無人島に海水浴や貝捕りに行ったり、現地の青年の案内で島の観光等をして過ごしています。

シャコ貝をゲット そして刺身に 冷たい庄内稲庭うどんと共に昼食   

現金が少なくて寂しいので、FUREBIANN君の案内で銀行へ行きました・・・・
現地の銀行カードしか受け付けてもらえませんでした、残念!

クリスマス休暇明け、混雑するガススタンド 奥は島最大のスーパーマーケット

スーパーマーケット(日本で言えば雑貨屋程度)とガソリンスタンドはカードが使えたので、FUREBIANN君のガソリンと雑貨ビール等購入出来ラッキーでした。

クリスマス休暇明け、混雑するガススタンド ホテル近くの神秘的な入り江。地元の人が瞑想に来るらしい フレビアン君の車 記念写真

昼食だ!と、意気込んで出かけた海辺のレストランは1時間たっても先客の食事も出てこないので
キャンセルして、若水泊地前ホテルのレストランで、豪華昼食をとりました。

海辺のレストラン 海辺レストラン前海辺の景色

明日31日は正月必需品の伊勢海老等を、FUREBIANN君所属村の無人島に調達に出かけます。
もちろん可愛らしい「愛ちゃん」を目黒さんが誘っていましたから一緒と思います。

少しぼーとして来た  若水 艇長 菅原 廣



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