タヒチ到着
2008年7月17日・・21日間の航海を終え、到着!
船内時間 2008年7月17日午前11時(日本時間7月18日午前5時)

ガラパゴスから21日間帆走距離3300マイル
着いた所は 無人の島
ついに着きました!
ツアモツ諸島アパタキ島 (APATAKI)の南端、TEHERE Passを抜け、午前11時30分、静かなラグーン(環礁)にアンカーを入れました。
ガラパゴス出航以来21日間。
- 直線距離で3,500マイル(6,500キロ)
- 対水距離3,800マイル(7,000キロ)を・・ノンストップでの航海でした。
特にトラブルらしい事もなく、無事にツアモツ諸島アパタキ島 (APATAKI)に到着できたことに、助っ人の山ちゃん、ニライ君、そして「若水」に心より感謝します。
目の前の島は無人島で、人の住む北の島から20マイルも離れていて、人の手が全く入っていない原始の南海の島です。
沢山の椰子の木が風にそよぎ、波打ち際の静かな寄せる波の音だけが聞こえます。
この島には飛行場も無いようです。
到着祝いのシャンパンが心地良く、今は何をする気も起きません。
明日、島を探索してみますけどね。
この後、70マイル先のランギロアには明日夕方向かいます。
明後日の早朝に到着する予定です。
ここからは、アイランドホッピングで島々を訪ねる旅が始まります。
その様子は、又ご報告しましょう。
ツアモツ諸島アバタキ島探索
アバタキ島は、波打ち際5メートルでサンゴ礁が点在しています。
その中には腰の深さで、手のひら大のシャコ貝がいくつも口を開けているのが見えます。
いかに人間が入り込んでいないかの証明でしょう。
山さんが「30年前の石垣島底地海岸みたいだ」と、言っています。
7月20日ランギロア島に到着・・やはり南国
2008年7月19日、ランギロア島に到着しました。
ツアモツ諸島アパタキ島からランギロア島まで70マイル。
ランギロア島までは一晩ゆっくり時間をかけたセーリングでした。
ラグーン(礁湖)には水路(パス)から入るのですが、干潮表を見て、「潮止まり」か「つれ潮」で入らなければなりません。
ところが、ここの干潮表が無いため、見込みで進入したところ、見事に逆潮に遭遇。対水7ノット、対地3ノットで少しヒヤッとしました。
この日は土曜日だったので、イミグレーション等の届出も月曜日にと思いましたが、「いやここはフランス領」と考え直し、管轄の警察に出向きました。すると、
「今日はおしまい。明日9時から10時に来るように」
との指示を受けました・・・そこで翌日の日曜日・・・
朝、タクシーが捕まらないので、ヒッチハイクで警察に向かいました。そうすると、
「午後3時に来るように」
と、今度はこうです・・やはり南国ですねえ!・・
手続きをするだけなのに
ほんとに1日仕事になってしまいましたが、婦警さんが親切でよかったです。
8月4日:タヒチ入国について
タヒチ入国について少し報告します。
ヨットで入国する場合、どこの港でも良いわけではありません。
ポートエントリーが認められている港か町に限られます。
その町のGENDARMERIE(ジャンダルムリエ)軍隊警察のようなものへ行き、
- 船籍票
- 前の港の出航許可書
- クルーリスト
- パスポート
を提出して船と人の入国手続きをします。そこからが面白いのです。
ジャンダルムリエ軍隊警察の担当官の判断で手続き方法が違います。
タヒチは不法滞在者に神経質になっていて
ヨットでの入国者が不法に滞在しないように、帰国の航空券を持っていない人はそれに相当する保証金(BONDボンド)を買わされ、出国時に返金するシステムです。
現在金額は値上がりして一人27万円くらいです。
ガラパゴスからは通常、マルケサス諸島で入国します。
ここでは大変厳しくBONDを収めさせられるそうです。
他船の船長はクルーの分も立て替えるため、銀行に3日通って用意したそうです。
しかし、若水はランギロアで入国しましたが、その顛末は先に書いたとおりルーズというかアバウトでした。
BONDも銀行ATMが1つしかなく多額のお金を下ろすのが大変と話すと、そうかパペーテでいいよ とあっさりしたものでした。
いずれにしろ一度パペーテに入港してもう一度正式に手続きします。
我々のパスポートにはランギロアとパペーテ2つの入国スタンプが押してあります。(笑)
「若水」艇長 菅原 廣
