カタマラン艇「若水」で温めていたロングクルージングを実行

ガラパゴス

2008年6月12日パナマを出港・・ガラパゴス

2008年6月12日の朝、パナマを出航しました。・・がしかし・・
現在、パナマ市南東60マイル位のラスパーラス諸島の南端でアンカリングしています。

その理由は
右エンジンのセールドライブ(駆動装置)から異音がありガラパゴスまたタヒチまで持つか
どうか?調査中だからです

2008年6月15日・スコールの洗礼

さて、ラスパーラス諸島から出航しました。

若水は現在

  • 06.26N 80.57W
  • パナマ南西 170マイル(320キロ)を

進路230度 南南西にむけ機帆走しています。

  • 風速 南西 15ノット
    つまり真正面からの向かい風を受けてます。

昨日夕方、5時から7時半まで、強烈なスコールの洗礼を受けました。

しかもそこは、パナマへの本船航路上であり、緊張の時間でした。

スコールは
真っ黒な積乱雲から・・大粒の雨が来て・・滝のような雨に変わり・・

周りがほとんど見えなくなり
さっきまで黒く静かだった海面が盛り上がり白波だらけになり

風も風力を増して、あっという間に時化の中にいると言う状態です。

自然と向き合いながらのヨットの旅だから経験できることですが、実際は大変です。

パナマ本船航路上でのスコール 100メートル先も見えない

現在 船内時間 午前10時 気温 29度 薄日がさして快適です。
さっきまで大型イルカの群れが船の周りで遊んでいました。
ガラパゴス到着は約5日後位を予定しています。

では、また。

from 「若水」菅原廣

2008年6月18日・洋上は肌寒し

「若水」は、ガラパゴスまで残り362マイルの太平洋上を航行中です。
キロ数に換算すると 670キロ ほどでしょうか。

 現在位置 北緯 2度32分 西経 85度24分
 スピード  6ノット
 体感気温 23度
 風向風力 南風 18ノット
 現在天候 曇天

洋上は肌寒く感じます。夜や明け方は本当に寒いです。

赤道のすぐ近くを走っているのに寒く感じるのは、南極から来る寒流、フンボルト海流のせいです。
海水の温度は、現在 25.3度 ですが、これからもっと下がるでしょう。

艇の状況ですが
故障箇所が右温水器(新品)にあり、取り付け部分より漏水
漏水により水ポンプを2台焼き切ってます。

また、心配した右セールドライブは、今のところ順調です。

風上航行は思いのほか燃料消費が激しいため、左右2,000回転に抑えて航行中。
乗員は、ピッチングのため少し疲労気味です。

以上、若水より報告でした。

現地時間 6月18日 午前8時00分 菅原 廣


2008年6月18日・快調に帆走

現地時間、6月18日午後10時30分半。ガラパゴスまで 252マイルまで来ました。

現地18日午後より 風が変わりました。
南南東の風 20ノット。

現在、「若水」は7.5ノットと安定した速度で、ガラパゴスに向け快調に帆走しています。
この風が続くと21日土曜の昼に到着です。

がしかし、風が落ちたり 風が変われば、取らぬ狸のなんたらになります。

ではまた。 



2008年6月20日到着!(プエルトアヨラ港)

ガラパゴス諸島・サンタクルス島(プエルトアヨラ港)に20日(金)深夜到着入港しました。

赤道越え ヤマさんと赤道越えを祝う

「こんな景色 見たことないぞ!」   

こんな景色 見たことないぞ

2008年6月26日ガラパゴス諸島・サンタクルス島

タイトル 荒涼たる陸地 ガラパゴス島
ここガラパゴス サンタ クルス島 は赤道直下に在りますが、気候はまるで日本の梅雨のようです

海面から1646m迄いきなり立上がるウルフ山 ウルフ山
海面から1646m迄いきなり立上がるウルフ山

チャールズ・ダーウィン研究所で飼育されているゾウ亀 イグアナ

半日 島内観光に行きました

300メートルの円形 深さ 150メートルくらいの巨大なホール これは何だろう

教えてくれた人には ダーウィン研究所特製Tシャツ プレゼントします

巨大なホール 天然自然のゾウ亀 効外の牧場にて

今回の、パナマからガラパゴス、そしてフランス領マルケサスへの航海は

よりハードで故障やトラブルが生じ易いコースです。

・・備えて準備をしましたが・・

パナマ出航後激しいスコールに出会い、波に叩かれ
給水ポンプがエアを噛み、左右共空転し焼き切れてしまいました。

2台の予備を使い果たし、急遽アメリカより配送してもらうことにしました。
しかしガラパゴスにはマリーナもなく、荷の受け先が無く途方に暮れそうになりました。

エクアドルの資料に日本人が経営する旅行社があることを発見して、連絡を取り助けを求めました。

二つ返事で協力を約束して頂き、彼のガラパゴス協力会社が荷を引き受けてくれました。

それだけでなく

  • 通関の催促
  • エクアドル本土からガラパゴスまでの航空貨物の配送のアシストなど

親身な助力をして頂きました。

その侍のような方の名前は 【JAPANツアーズ 鳥居社長】

中米旅行 エクアドル旅行を検討の人 親身な対応 保証付です


ガラパゴス諸島を出港

ガラパゴス諸島は大観光地でした。

場所柄からでしょうか?
客層も年齢を問わず、際立って知的な雰囲気の欧米人が多く、驚きました。
私もクルージング・パーミットをとり、1ヶ月くらいは滞在したいと思います。

2008年6月25日:給水ポンプ整備完了

給水ポンプですが、鳥居社長とFedExのお骨折りで、なんと6月25日の夕方に現品を受け取りました。
その日に整備を完了することができました。

2008年6月26日:ガラパゴスより出港

「若水」は6月26日の午後、無事ガラパゴス諸島のサンタクルス島を出港!

短い滞在のガラパゴスでしたが、次なる目的地はタヒチ・マルケサス諸島。
ゴーギャンが眠るヒバオア島です。
約2900マイル(5300キロ)の距離。

安全に長丁場を楽しく航海したいものです。

その日の夜は、隣のイザベラ島でアンカリングし、念願の釣りに興じました。
釣れたのは、カサゴ、青マチ、南クロ鯛などなど。

6月27日:陸地との別れを告げる

翌6月27日は、イザベラ島東側を北に舐めるように北上。
北端アルべマルレ岬で西に転進し、陸地に長い別れを告げました。

イザベラ島の景色は手つかずの絶景です。

  • 南北70マイル(130キロ)に全く人工物が無く
  • 1000メートルを超える五つの火山が連なっています。

北にあるウルフ山は海面から45度位の斜面が1646メートルまでいっきに続き、山頂は海面から見ると水平です。つまり、巨大な台形をしています。

噴火口はヨットからは見えませんが、資料写真から熊本の阿蘇の噴火口に似た形をしているようです。

海面からいきなり1646メートルですよ。

溶岩の流れた跡がはっきり判ります。
また裾野のほうも全く手つかずの自然、原始の景色がここにあると感じました。

チャールズ・ダーウィンは、はじめは動物ではなく地質学研究で

ガラパゴスに渡ったそうですが、このような原始の大自然を目の当たりにすると、うなづけます。

ヨットでの移動中のため大きなデータを送付することができず、今すぐ写真をお見せできないのが残念です。写真はたくさん撮りましたので、またあらためて紹介します。



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